会社で電子書籍をシュッと買ってもらえたので、ちょくちょく読んでいたのですが、 GW中に残りを読了したので感想をササッとまとめて書いておきました。
- 作者: 千葉大志
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: Kindle版
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- デザインパターンというと、この本の中ではオブジェクト指向・プロトコル指向・MVC・MVVMについて説明しているのでたしかにそれらはデザインパターンかもしれないけど、一般認知されているデザインパターンってJavaのGoFデザインパターン本をイメージする人は多いと思うので、ちゃんと目次を見て買いましょうという感じでした。僕はわかってて買ったのでとくに問題がないのでした。
- 肝心の内容ですが、前述の通り、オブジェクト指向についてのおさらい、プロトコル指向について、Viewや非Storyboard利用時のなどのTipsを中心に割いている章、iOSのMVCのサンプルコードを実践に近い感じで実装する章。MVVMのサンプルコードを「外部ライブラリ依存なし」書いていく。という感じでした。
- 不満点をあげるとするなら、この本だけではないけど、MVCとかMVVMを説明している本でよくあることだとは思うのだけど、MVCとMVVMで同じケースを実装して比較してほしいところがそうではなかった(MVCはタスク管理アプリでMVVMはGitHubクライアントアプリ)ので、単純な比較にならないんじゃないかと思ってて、そこはちょっと不思議に感じている。
- iOS初心者 -> 中級者入門くらいへ向けての本って全然ないと思っていて(Swiftならあるんですよ。)、ちょうどいい感じにこの本が刺さったので大変良かった。似たようなターゲットの本だったり、もっと上級者というか深くダイブしたい人向けの本が技術書典をきっかけにどんどん生まれてくればいいなぁという感じでした。