元々興味があった本で、GW中に読むかーというので、結構短めの本だったのだけど、 ゲームをしながら(Borderlands)読んでいたので、3日位かかった。(なので実質3〜4時間くらいかなぁ。)
目次では20章あるけどほとんどの章が2−3ページなので、長ったらしい前置きもなくてとても読みやすいし、 写経するコードも基本めちゃくちゃ短いのでホントにサクサク読み進めながら試すことができる。
ファイルディスクリプタ、ゾンビプロセス、コピーオンライト、Preforkなどなど、Unixやプロセスを扱う上で基本的な知識や、 UnicornとResqueがプロセスの観点でどう動いているかの簡単な解説も載っていて、本のタイトル通り、なるほどとなるような内容でした。 とりあえずこれ読んでおくだけでもUnixのプロセスについてよくわかっていない状態から、少しは分かるようになるところまではステップアップできると思っています。
細かい話でいうと、Railsのデプロイタスクでよく使う、 UnicornのGraceful Restart(そもそもなんのシグナルで再起動になるかわかってますか??そもそもシグナルって??)で、新しく追加・更新した環境変数が反映されないーみたいなトラブルとか仕様みたいなのがあるけど、 これはこの本を読了した際にどうしてなのかをちゃんと説明することができるようになっていると思う。 (なんか知らんけど Capistranoで stop -> start したらなんか反映されたみたいなのはダサいですよ。)
正直、このボリューム(ページ数という意味)で書籍としては正直少し割高感があると思うんですが、 内容がそれに見合っていると思うのと、ページ数が少ないのは簡潔に説明できている証明であると思うので、買うのを躊躇する理由が金額なら躊躇しないで絶対に買ったほうがいいと思います。